皆さんは、ハンターカブの空気圧点検をしていますか?
空気圧の定期的な点検は、燃費の向上、安全性アップ、そして愛車への愛着も深まるなど、メリットがたくさんあります。
しかし、初めてメンテナンスに挑戦する方にとっては…。
- 空気圧ってどのくらいが正解?
- 空気の入れ方がわからない…
- 空気圧の違いで何が変わるの?
といった疑問が湧くと思います。
この記事では、ハンターカブの空気圧点検の手順、注意点をまとめました。
この記事はこんな方におすすめ!
では本題に進みましょう!
空気圧点検に必要な物
まずは道具をそろえましょう。
必要なのは以下の2つだけです。
今回は、電動式の空気入れを使ってみます。
以前はガソリンスタンドを利用していましたが、手元に空気入れがあるといつでも点検できて便利なので購入しました。
エアバルブの規格に注意!
空気入れを購入する際は、エアバルブの規格に注意して下さい。
ハンターカブのエアバルブは「米式(アメリカ式)」です。
日本で流通している多くのバイク・車と同じ規格なので、多くの空気入れが使用可能です。
こちらが米式(アメリカ式)のエアバルブです
空気圧確認の頻度
空気圧の確認頻度は以下の通りになります。
使用状況 | 確認頻度の目安 |
---|---|
日常的な通勤や街乗り | 2週間に1回 |
ツーリング・キャンプ前 | 出発前に毎回 |
長期間乗っていなかった後 | 再び乗る前に必ず確認 |
オイル交換時などの整備タイミング | 合わせて確認すると効率的 |
月に1回は必ず、できれば2週間に1回の点検がおすすめです。
特にオイル交換のタイミングに空気圧も確認しておくと効率的!
→【CT125・ハンターカブ】オイル交換の手順と注意点はこちら
空気圧点検の手順
ハンターカブの空気圧点検の大まかな流れです。
- 現在の空気圧をチェック
- 空気を補充する
- タイヤの外観チェック
手順さえ覚えれば、簡単に誰でも出来ます。
タイヤが温かい状態だと正確に測れないので、必ず冷えたタイヤで測定してください。
空気圧点検:現在の空気圧をチェック
まずはエアキャップを外し、エアゲージで現在の空気圧を確認します。
※キャップは失くしやすいので、外したらポケットなどに保管しておきましょう。


ハンターカブの指定空気圧は…。
1人乗りの場合
2人乗り・荷物を積む場合
車体にも記載があるので、忘れてもチェーンボックスの上で確認できます。


空気圧点検:空気を補充する
エアポンプで空気を補充します。
指定圧に合わせてセットし、スイッチON!


エアポンプなら、およそ10秒で完了します!
もし空気を入れ過ぎた場合は、エアバルブの真ん中を押すと空気が抜けます。
ここを押して空気圧を調整しましょう!


空気圧点検:タイヤの外観チェック
空気圧を調整したら、タイヤそのものの状態も確認しましょう。
この4つの外観確認をすればOKです。
これらをチェックして問題があれば、早めの交換・修理をしましょう!
空気圧が不適切だと何が起きる?
空気圧が高すぎると…
高すぎる空気圧では、タイヤの接地面積が減少し、乗り心地も悪化します。
空気圧が低すぎると…
空気圧は高すぎても低すぎてもNGです!
必ず適正値を守りましょう。
あえて空気圧を調整する場面もある?
使用シーンに合わせて、空気圧を少し調整することもあります。
空気圧を高めにするメリット
不要なグリップを減らして操作性が向上することがあります。
ただし上げすぎるとバーストやスリップのリスクが増すので、あくまで「少し高め」に調整するのがポイントです!
空気圧をあえて低めにする場合
グリップ力を高めるために、接地面積を増やし車体を安定感させます。
ただし、一般的な使用ではこの調整は不要です。
まとめ:空気圧チェックは簡単&超重要!
空気圧の点検は、「測って」「入れる」だけの簡単な作業です。
安全で快適なハンターカブライフのために、月に1回の空気圧チェックを習慣にしましょう!