定期的なエンジンオイル交換してますか?
オイル交換は、愛車を長く乗るために必要なメンテナンスです。
エンジンオイルと言っても種類がたくさんあり、社外品のエンジンオイルも含めると種類があって迷いますよね?
この記事を読むことで、各エンジンオイルの特性を理解して、目的に合ったエンジンオイルが選定出来るようになります。
商品リニューアルの紹介
2025年よりウルトラシリーズはPro Hondaシリーズにリニューアルされました。それぞれのシリーズの違いを下にまとめています。
| 変更前 | 変更後 | 性能 |
|---|---|---|
| ホンダウルトラG1 | Pro Honda Standard | 変更なし(G1相当) |
| ホンダウルトラG2 | Pro Honda Sports | 変更なし(G2相当) |
| ホンダウルトラG3・G4 | Pro Honda Premium Sports | 性能アップで統合 |

ウルトラG1・G2は名称とパッケージの変更のみで、ウルトラG3・G4はPremium Sportsに統合しています。
詳細はHonda公式サイトからチェック!
Pro Hondaシリーズも検討済み!

Pro Hondaシリーズの比較・実験・実走記事も作成しました。
リニューアルされたPro Hondaシリーズの購入検討してる方はこちらへ!
【比較・検証】Pro Hondaエンジンオイルの違いと用途別おすすめ!

ホンダウルトラGシリーズのスペック比較表
| 項目 | ウルトラG1 | ウルトラG2 | ウルトラG3 |
|---|---|---|---|
| 粘度 | 5W-30 | 10W-40 | 10W-30 |
| 主な用途 | 通勤 ツーリング | 長距離 オフロード | オールラウンダー |
| 耐熱 | 弱い | 強い | 強い |
| 耐寒 | 強い | 弱い | 強い |
| 操作性 | 変化なし | ギアチェンジがスムーズ | ギアチェンジがスムーズ |
| コスト | 安い | 高い | 高級品 |
エンジンオイルには粘度が設定されており、粘度で特性・特徴が異なります。
エンジンオイルの粘度で特性がガラリと変わるので、自分にあった使用目的を表と照らし合わせてみてください。


私は、冬はウルトラG1、真夏はウルトラG2と使い分けています。使い分けが面倒な方はウルトラG3がオススメです。
目的別のおすすめエンジンオイル
ここからは、目的別のエンジンオイルを紹介します。
とりあえずで選ぶなら!ホンダウルトラG1




ハンターカブの推奨エンジンオイルなので、迷ったらウルトラG1を使えば間違いないです。初心者はまずここから始めてみましょう!
Pro Hondaシリーズに切り替わっています。
スポーツ走行するなら!ホンダウルトラG2




ハンターカブでより遠くに行くようになったら、ぜひ使って欲しいエンジンです。全体的に動きが滑らかになりツーリングが楽しくなります。
Pro Hondaシリーズに切り替わっています。
G1とG2の良いとこ取り!ホンダウルトラG3




過酷な環境でも対応できるハイスペックなエンジンオイルです。性能が大型バイク向けなので、ハンターカブで使ってもオーバー気味です。
Pro Hondaシリーズに切り替わっています。
番外編!社外オイル「カストロール」




通勤や買い物程度で使うならカストロールでも十分です。寒さに弱く固まりやすいので、温暖な地域に住んでいる方にオススメです。
エンジンオイルの粘性・粘度とは?


カストロールの缶を見ると「10W-30」と記載されているのが、カストロールの粘度です。
この数字は、前半の「10W」が低温時の粘度で、後半の「30」が高温時の粘度となります。




ちなみに、10WのWはWinterの頭文字です。どっちが低温時か分からなくなったら、思い出してください。
オイル粘度の数字による変化
| 粘度の数値 | 低温 | 高温 |
|---|---|---|
| 高い | 固まりやすい | 油膜保護が強い |
| 低い | 固まりにくい | 油膜保護が弱い |
前半の数値はエンジンの始動性にかかわる数値ので、数値が低い方が寒い日でも安定してエンジンを始動できます。
後半の数値は走行時の負荷にかかわる数値です。数値が高い方が、より高温(高負荷)の走行でもエンジンを守ってくれます。
ホンダウルトラG1、G2、G3の粘度も確認!
| オイル名 | 低温時の始動性 | 走行時の負荷 |
|---|---|---|
| ウルトラG1 | 良い | 並み |
| ウルトラG2 | 悪め | 良い |
| ウルトラG3 | 良い | 良い |
ホンダウルトラG1のオイル特性


| 前半(始動性) | 後半(耐負荷) |
|---|---|
| 5W | 30 |
| 低温に強い | 負荷耐性は並み |


ウルトラG1は低温に強く、寒い日でも安定したエンジン始動ができるオイルということが分かります。
ホンダウルトラG2のオイル特性


| 前半(始動性) | 後半(耐負荷) |
|---|---|
| 10W | 40 |
| 低温に弱め | 負荷耐性は高い |


ウルトラG2は高温・負荷に強く、猛暑や高回転の発熱からエンジン保護してくれることが分かります。
ホンダウルトラG3のオイル特性


| 前半(始動性) | 後半(耐負荷) |
|---|---|
| 10W | 30 |
| 低温に強い | 負荷耐性は高い |


ウルトラG3は化学合成オイルを採用しています。これにより、G1とG2の利点を残しつつ欠点を克服したオイルに生まれ変わっています。
ホンダウルトラG1・G2・カストロールのスペック検証実験
ホンダウルトラG1とG2、カストロールのスペック検証実験を行ってみました。
実験といっても実験方法は雑なので、参考程度にしてください。
エンジンオイル比較実験の準備
それぞれのエンジンオイルを100mlずつビンに移しました。


色は若干の違いこそありますが、どれもハチミツのような色をしています。オイルの触感を確認するため、ドライバーを突っ込んでかき混ぜてみました。
| オイル | 感触 |
|---|---|
| ウルトラG1 | ほぼ水 |
| カストロール | ほぼ水 |
| ウルトラG2 | サラダ油に近い |


粘度が高いウルトラG2はやや抵抗を感じました。予想よりもサラサラしていたので驚きです。
加熱実験の手順と結果
- ウルトラG1・G2・カストロールを80度に湯煎(走行時の温度)
- オイルの中で金属棒を擦り合わせる
- 各オイルの中の抵抗感を観察


エンジンオイルの温度が80度になったので、さっそく金属棒を擦り合わせてみます。
ホンダウルトラG1は、擦れ合う感触がそのまま伝わってきました。


ノギスの目盛りをマイナスドライバーを擦り付けると、「ゴリゴリ」と手応えがしっかり伝わるので高温に弱いのは確かですね。
カストロールの場合も同様に目盛りを擦り付けてみましたが、同じようにゴリゴリと手応えあります。


ホンダウルトラG1もカストロールも高温時の粘度は「30」なので、予想通りの結果になりました。
ホンダウルトラG2の場合は、擦ると抵抗が感じられ違いが分かりやすいです。


目盛りを擦り合わせても「ゴリゴリ」という感触が直接伝わらず、ノギスとマイナスドライバーの間に何か挟まっている感覚があります。
粘度が変わるだけで、ここまで違いが出るのは面白いですね!
耐冷試験の手順と結果
- 各オイル入れたビンを冷凍庫で一晩放置
- 冷やしたオイルをかき混ぜて観察
これが冷凍庫から取り出したエンジンオイル達です。


表面が結露して見づらいと思いますが、色に変化ありませんでした。
エンジンオイルの温度が戻る前にドライバーを入れて確認しましょう!
ホンダウルトラG1はかき混ぜてましたが、サラサラの状態を維持しています。


ドライバーを持ち上げても特に変化は確認できませんでした。
しかし、ホンダウルトラG2とカストロールは明らかに粘度が高くなっています。
ドライバーで確認すると水飴のような固さになっていました。


しかも、ドライバーを持ち上げると写真のようにオイルがまとわり着きます。
ここまで変化が大きいのは感動しますね!
カストロールでも同様の現象が確認できました。


カストロールもホンダウルトラG2も低温時の粘度は「10W」ですからね…。
冬場はホンダウルトラG1が無難そうです。
操作性試験の手順と結果
- 各オイルをハンターカブに補充
- 実際に乗って体感を調査
普段はウルトラG1を使っているので、G1との比較です。
まずはカストロールを確認しました。


カストロールに変更した感覚は「何か変わった?」といった感じです。
粘度はホンダウルトラG1が「5W-30」で、カストロールが「10W-30」なので、変化がないのは当然ですよね。
逆に言えば、ホンダウルトラG1より安いのに同等の性能と考えることも出来ます。
例えば、低温時の粘度はホンダウルトラG1に軍配が上がる点に着目して…。
冬はホンダウルトラG1を使い、夏はカストロールに切り替え、ランニングコストを低く抑える使い方が出来るかなと。
続いてホンダウルトラG2です。


ホンダウルトラG2に変えると、分かりやすくレスポンスが良くなっています。
特にギアがスムーズに入るのは感動的でした。
操作性を向上させるためにホンダウルトラG2を使うのでもありかな…?と思いましたが、やっぱりコストが気になりますよね…。
結論としては、「どこまで性能アップにこだわるか?」ってところになりそうです。
これまでの検証を参考にしてもらえると、検証を頑張った甲斐があります。
ぜひ購入の際は思い出して下さい!
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