PR

【CT125・ハンターカブ】~ドレンワッシャーおすすめ3選、材質の違い~

メンテナンス&ガジェット
記事内に広告が含まれています。

皆さんはハンターカブのお手入れしてますか?

定期的なお手入れは、大切な愛車を長く乗る上で欠かせない行動です。

さて、オイル交換に必要なドレンワッシャーを選ぶ際、「材質で何が変わるの?」「ワッシャーとパッキンって何が違うの?」「パッキンは何を使っても問題ない?」と言った疑問はないでしょうか?

この記事を読むことで、ドレンワッシャーの知識を深め、適切なパーツ選定が出来るようになります

こういう人にオススメの記事です。

  • 材質の違いを知りたい人
  • ドレンワッシャーについて詳しく知りたい人
  • 結局どれを買えばいいか知りたい人

では本題に移りましょう!

ドレンワッシャーの材質はアルミと銅!

ドレンワッシャーの材質は、アルミ・銅どちらを使ってもOKです。

アルミと銅は以下の特徴があります。

アルミのドレンワッシャー

  • 軽量、低コスト
  • 締め付けトルクが低い時に使用される
  • 柔らかいため密着しやすい
  • 一度使うとつぶれるので再利用
  • 腐食しやすいためオイルと一緒に交換必要

銅のドレンワッシャー

  • 締め付けトルクが高い時に使用される
  • 腐食に強い
  • アルミより高いが再利用できる
  • アルミに比べて高い
  • 締め付けトルクが弱いと密着できない

どちらの材質でもバイクのパッキンとして利用する場合、締め付けトルクと交換頻度を守ればトラブルなく利用できるので材質は気にしなくてOKです。

ドレンワッシャーの仕組み

ドレンワッシャーの仕組みは以下の通りです。

ドレンワッシャー無しの場合、いくらボルトを強く締めてもネジ山やボルトの隙間からオイルが漏れてしまいます。

接合部から漏れるエンジオイル

ドレンワッシャーを入れた場合、ワッシャーが接地面とボルトの隙間を埋めてオイルもれを防ぎます。

ドレインワッシャー入れた場合

ドレンワッシャーがアルミや銅などの柔らかい素材である理由は、締め付け時に潰れながら隙間を埋め、より密閉性を高めることが出来るからです。

なので、ドレンワッシャーを何度も再利用するとドレンワッシャーの変形が大きくなり、隙間を埋めることが出来なくなります。

ドレインワッシャー無しと同じ状態になるので、オイル漏れトラブルのリスクが高くなるので注意です。

アルミのドレンワッシャーは再利用不可

ドレンワッシャーを交換する際、「再利用してもよくね?」と思うことありますよね?

上でも説明した通り、ドレンワッシャーは潰れることでボルトと接地面の間の隙間を埋めるため使い回すことは想定されていません

基本的には、アルミのドレンワッシャーは再利用不可です。

一応、ハンターカブで使う締め付けトルクなら完全に潰れることはないので、アルミ製でも2回程度の使い回しは出来ます。

ただし、それ以上の使い回しは劣化・損耗が激しいので、何度も使い回したいなら銅製のドレンワッシャーを検討して下さい

ドレンワッシャーとパッキンは同じもの

ドレンワッシャーとパッキンは、呼び方が違うだけで同じモノです。

ただし、通常のワッシャーとドレンワッシャーは別物なので注意してください。

ワッシャーと一言でいっても、平ワッシャー・スプリングワッシャー・ノルトロックワッシャーなど色々と種類があります。

これが平ワッシャーです。

平ワッシャー

平ワッシャーはネジの下に挟み込まれることで、接地面積を増やし母材にかかる面圧を分散・保護する特徴があります。

これがスプリングワッシャーです。

スプリングワッシャー

ボルトやネジの下に挟み込むことで、バネの力でネジが緩むを防ぐのが特徴です。

通常ワッシャーはボルトが緩むのを防止するのが目的です。

そのため、通常ワッシャーは鉄やステンレスなど硬い金属が使われており、締め付けても潰れて密着できずにオイル漏れさせる可能性があります。

ドレンワッシャーの目的はオイル漏れを防止するためです。

ドレインワッシャーはアルミ・銅といった柔らかい金属で、潰れながら接地面と気密しオイル漏れを防いでいます。

なので、通常ワッシャーをドレンワッシャーとして使うのは不可能です。

ドレンワッシャーは裏表、細かいキズは問題なし

もう一つ疑問になるドレンワッシャーの裏表ですが、どちらを接地面に押し付けても同じ効果を得られます

下のドレンワッシャーのように、表面に細かいキズが付いてる場合があります。

アルミドレンワッシャー

先述した通り、ドレンワッシャーは潰れることで気密性を高めているため、多少のキズがあっても問題ないです。

どうしても気になる方は、より綺麗な面を接地側にすればOKだと思います。

CT125のドレンワッシャー規格はM12

ホンダのCT125パーツリストを参照すると、ドレンワッシャーの規格はM12です。

ドレンワッシャーの寸法は内径12.5[mm]×外径20[mm]で、厚みは記載されていないですがJIS規格に則るなら厚さ2[mm]となります。

ハンターカブのパーツリスト

個人的には、オイル交換に合わせてドレンワッシャーも交換するべきだと思います。

100円未満の消耗品交換をケチった結果、オイル漏れが原因のエンジン故障を引き起こす方が余計お金がかかりますからね…。

自分の愛車に長く乗るために、しっかりドレンワッシャーも交換しましょう!

ドレンワッシャーおすすめ3選

最後に使い勝手のよいドレンワッシャーを紹介して終わりたいと思います。

どれも実際に使ってみて使用感が良かったので参考にしてください!

一番人気のドレンワッシャー

表面にコーティング剤を塗布しているため、腐食に強く安心して使えます

ボルトを締め付けた時、きゅっとフィット感じが使い心地良いです!

コスパ最強のドレンワッシャー

ドレンワッシャーは使い捨てなので、出来るだけコスパ良い方が嬉しいですよね?

こちらのドレンワッシャーは1袋10枚入り450円なのでコスパ最強です。

表面に小さなキズが入ってますが、締め付けトルクを守れば問題なし!

銅ドレンワッシャーはこれでOK

銅ドレンワッシャーを使いたい方はこちらの商品をオススメします。

アルミ以上に腐食に強く耐久性も高いので、繰り返し使用可能です。

エンジンオイルを買うついでに、揃えて置くと良いでしょう!

エンジンオイルの種類や特徴をまとめた記事もこちらにあります。

是非、参考にしてください!