キャンプやツーリングでも急な天候変化を気にせず荷物を安心して運びたい。
でも「大容量のリアボックスは価格が高い」「重くて運搬が大変」という悩みは多いはず。
この記事では、防水シートバッグを選ぶメリットから容量の目安、実際のおすすめ商品までまとめて紹介します。
読み終えるころには、自分の用途に合ったバッグが自然と分かるようになります。
シートバックを装着するメリット
防水シートバックのメリットはこの3つです。
左右からアクセスできるのでツーリングの荷物チェックがしやすい点も利点です。

実際の使い勝手や積載感が気になる方は、CT125ハンターカブでキャンプしたときのリアボックスとシートバッグの比較レビューも参考になると思います。
➔【実体験レビュー】ハンターカブでキャンプ!リアボックス&シートバッグ比較
安いのに大容量
| アイテム | 画像 ※1 | 容量の目安 | 参考価格 |
|---|---|---|---|
| シートバッグ | ![]() ![]() | 39〜59L ※2 | 22,000円 |
| リアボックス | ![]() ![]() | 58L | 80,000円 |
※2 :シートバッグは拡張機能を備えており、容量レンジが広いモデルが多いです。
シートバッグはリアボックスより価格を抑えやすく、同じ容量帯でも柔軟に荷物を詰め込めるため、コスパの高さが際立ちます。
大型の荷物を積む機会が多いキャンプツーリングでは、特に恩恵を感じやすいです。
装着が簡単


シートバッグの大きな魅力のひとつが、取り付けの簡単さ。
荷台にバックルを括り付けるだけで固定できるので、工具も必要ありません。
初めての方でも、数分で取り付けられる手軽さが嬉しいポイントです。
本体重量が軽い
| アイテム | 画像 | 本体重量の目安※ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| シートバッグ | ![]() ![]() | 約1.2〜2.5kg | 生地製で軽量 扱いやすい |
| リアボックス | ![]() ![]() | 約4〜7kg | 樹脂製・金属製 重さが出やすい |
シートバッグはリアボックスよりも重量が軽く、取り回しが楽になります。
特にハンターカブのような125ccの小型バイクでは、装備重量の差が走行感に直結するためメリットを感じやすいです。
容量別!シートバッグの選び方
シートバッグは、用途に合わせて容量を選ぶことが大切です。
特にキャンプツーリングでは荷物が増えやすいため、40L以上を選ぶと収納に余裕が生まれます。


サイズで迷った時は、ひとまわり大きいサイズを選ぶと後悔しにくいです。
シートバックを使う上での注意点
シートバッグはコスパの良さと扱いやすさが魅力ですが、いくつか注意したいポイントがあります。
固定力はリアボックスより弱い


バックルで固定する構造のため、リアボックスほどガッチリ固定されません。
荷物の量や取り付け方によっては左右に揺れやすくなるため、出発前にストラップの締まり具合をしっかり確認しておくことが大切です。
完全防水ではない


防水のシートバックでも、チャック部分や縫い目から水が入る可能性があります。
特に大雨の日は、レインカバーを併用した方が安心です。
防犯性能は低い
シートバックは布製であるため、鍵付きタイプでも防犯性能は高くありません。
チャックをロックしても布地を切られてしまうリスクがあるため、貴重品の保管には不向き。
駐車中は、財布やスマホなどは持ち歩くことをおすすめします。
ハンターカブ向け!シートバックおすすめ5選


ここからは、CT125ハンターカブに適したシートバッグを厳選して紹介します。
使い勝手や積載バランスを踏まえて選んでいるので、皆さんの商品選びの助けになれば幸いです。
タナックス(TANAX) フィールドシートバッグ モトフィズ


スペック
| 容量(L) | 39~59 |
| 材質 | ターポリン |
| 防水性能 | 高い |
| 重量(kg) | 2.2 |
| シートバックのサイズ(最小時) | 幅470mm×奥行310mm×高さ310mm |
| シートバックのサイズ(最大時) | 幅670mm×奥行310mm×高さ310mm |
| 参考価格 | 約22,000円 |
口コミ・レビュー
高評価の口コミ(要約)口コミ・評価:Amazonレビュー ★4.4/5(レビュー785件)低評価の口コミ(要約)
荷物の多いツーリングでも安心できる大容量の積載力が大きな魅力です。
キャンプ道具一式や三脚、予備燃料タンクまで余裕で収まり、固定力も高いため走行中にズレにくい点が評価されています。
ヘンリービギンズ(Henly Begins) BASIC Lサイズ


スペック
| 容量(L) | 44〜60 |
| 材質 | ナイロン |
| 防水性能 | あり(レインカバー使用) |
| 重量(kg) | 3.3 |
| シートバックのサイズ(最小時) | 幅410mm×奥行300mm×高さ320mm |
| シートバックのサイズ(最大時) | 幅570mm×奥行300mm×高さ320mm |
| 参考価格 | 約20,000円 |
口コミ・レビュー
高評価の口コミ(要約)口コミ・評価:Amazonレビュー ★4.5/5(レビュー2662件)低評価の口コミ(要約)
大容量でキャンプ道具も余裕で収納でき、型崩れしにくく安定感があります。
上部・両サイドから出し入れでき、固定ベルトやレインカバー付きで天候や持ち運びにも安心です。
私もキャンプツーリングで愛用しているシートバックです。
コミネ(KOMINE) シートバッグ Black Free SA-241


スペック
| 容量(L) | 38~58 |
| 材質 | ポリエステル |
| 防水性能 | あり(レインカバー使用) |
| 重量(kg) | 3.8 |
| シートバックのサイズ(最小時) | 幅470mm×奥行320mm×高さ310mm |
| シートバックのサイズ(最大時) | 幅670mm×奥行320mm×高さ310mm |
| 参考価格 | 約12,000円 |
口コミ・レビュー
高評価の口コミ(要約)口コミ・評価:Amazonレビュー ★4.2/5(レビュー344件)低評価の口コミ(要約)
コミネのシートバックは、横に張り出さずスマートに装着できるのが魅力です。
キャンプ用品や雨具なども余裕で収納できる十分な容量を備え、ファスナーを開けるとさらに収納スペースが広がります。
NESKATT シートバッグ 40-65L 拡張式


スペック
| 容量(L) | 40~65 |
| 材質 | ポリ塩化ビニル |
| 防水性能 | 高い |
| 重量(kg) | 3.3 |
| シートバックのサイズ(最小時) | 幅420mm×奥行340mm×高さ320mm |
| シートバックのサイズ(最大時) | 幅600mm×奥行340mm×高さ320mm |
| 参考価格 | 約10,000円 |
口コミ・レビュー
高評価の口コミ(要約)口コミ・評価:Amazonレビュー ★4.3/5(レビュー31件)低評価の口コミ(要約)
NESKATTのツーリングバッグは、40〜65Lの容量調整で日帰りからキャンプまで幅広く対応できるシートバックです。
防水素材&レインカバーで雨から荷物を守り、外部ポケットですぐ取り出せる便利な設計になっています。
KEMIMOTO シートバッグ 45-55L


スペック
| 容量(L) | 45~55 |
| 材質 | オックスフォード布 |
| 防水性能 | 高い |
| 重量(kg) | 不明 |
| シートバックのサイズ(最小時) | 幅490mm×奥行320mm×高さ300mm |
| シートバックのサイズ(最大時) | 幅570mm×奥行320mm×高さ300mm |
| 参考価格 | 約11,000円 |
口コミ・レビュー
高評価の口コミ(要約)口コミ・評価:Amazonレビュー ★4.4/5(レビュー65件)低評価の口コミ(要約)
KEMIMOTOのシートバッグは、45〜55Lまで容量を調整でき、1泊2日のキャンプや短距離ツーリングに最適です。
防水素材と防水ファスナー、厚手のレインカバーで荷物をしっかり保護。
底面や側面は補強され、荷物の重さでも形が崩れません。
シートバックの用途別おすすめ紹介
| メーカー | タナックス | ヘンリー | コミネ | NESKATT | ケミモト |
|---|---|---|---|---|---|
| 画像 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
| 容量(L) | 39~59 | 44〜60 | 38~58 | 40~65 | 45~55 |
| 防水 | ◎ | △ | △ | ◎ | ◎ |
| 参考価格 | 22,000円 | 20,000円 | 12,000円 | 10,000円 | 11,000円 |
今回紹介したシートバックを一覧にまとめました。
防水性能や容量、価格を比較して、自分に合ったモデル探しの参考にして下さい。
キャンプ派におすすめ:タナックスフィールドシートバック
テントやクッカーなどのキャンプ道具もスッキリ収納できるシートバックです。
運搬の手軽さ・収納の高さ・防水性能とキャンプに欲しい機能が揃った一品。
楽しい思い出も一緒に運びませんか?
ハンターカブの積載や便利な収納アイテムをもっと知りたい方は、下の記事をチェックしてみてください!
➔【ハンターカブ】キャンプカスタム紹介!積載・収納を快適にする装備まとめ
コスパ重視派におすすめ:NESKATTシートバック
大容量・防水性能・価格の安さを兼ね備えたシートバックです。
聞き馴染みのないメーカーで販売元に不安が残りますが、口コミ数もそこそこ多く低評価の口コミもしっかり存在してるためサクラではない思います。
価格は信頼の保証でもあるので、信じるかは信じないかは皆さん次第です。
人気の商品派におすすめ:ヘンリービギンズ
信頼と実績で選ぶならヘンリービギンズがオススメです。
私もこのシートバックを使い続けてますが、荷物整理に困らない大容量・多彩な収納ポケットのおかげで快適なハンターカブ旅を楽しんでいます。
相棒と一緒に旅をするって楽しいですよ!
➔CT125ハンターカブ!ヘンリービギンズのシートバッグを徹底レビュー
シートバック購入後の活用例
通勤や日帰りツーリングやキャンプなど、シーンごとに便利に使うコツを知っておくと、毎回のライディングがもっと快適になります。
ここでは、シートバックを活用する具体例をご紹介します。
大きいキャンプギアを収納する


テントや寝袋などのかさばるギアをひとまとめに積めるため、パッキングがスムーズになり、走行中の荷崩れの心配も少なくなります。
収納ポケットに小物を収納する


サイドや前面のポケットには、USBケーブルやウェットティッシュなど、すぐ取り出したい小物を分けて収納できます。
キャンプ場やツーリング先で必要な物を素早く取り出せて便利です。
展開すれば大量の買い物が入る


バッグを展開するとヘルメットが2個入るほどの大容量になります。
ツーリング先でお土産が増えても問題なく持ち帰れますし、普段の買い物でもリュック要らずで扱いやすいです。
防水シートバックのまとめ
ハンターカブに装着可能かつ天候変化に対応しやすい、防水シートバックを5つ紹介しました。
キャンプ用ならタナックスフィールドシートバック、コスパ重視ならNESKATTシートバック、人気のシートバックならヘンリービギンズがオススメ!
個人的には、安心して使えるヘンリービギンズのシートバックが一押しです。
キャンプ用に購入して長年使い続けてますが、大容量で収納が簡単で使い勝手が良い点が気に入っています。
用途や好みに合わせて選べば、ハンターカブの楽しみ方がさらに広がります。
自分に合ったシートバックを見つけて、快適なツーリングやキャンプを楽しんでください。









