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【簡単】吹きこぼれ軽減!固形燃料とメスティンで炊飯する方法

キャンプ
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キャンプの醍醐味は何といっても外で食べる食事ですよね!

その中でも火で炊くご飯は格別です。

しかし、実際やってみると「お米が焦げて食べれない」「大量の吹きこぼれる」「全然炊けてなくてほぼ生米」といったことにお困りではないでしょうか?

そこで今回は火力調整不要かつ再現性の高い炊飯の仕方を伝授します。

この記事を読むことで、以下のことが出来るようになります。

  • 安定した炊飯
  • 手間いらずの炊飯
  • 片付けが楽

では、本題に移りましょう!

炊飯に必要な物と基本知識

用意するものは以下の6つです。

メスティン、固形燃料、ポケットストーブ
  • お米1合
  • 水200[㎖]
  • メスティン
  • ポケットストーブ
  • 固形燃料20~30[g]
  • ライター

メスティンは目盛り付きのモノを選ぶと水の計量が不要になります。

山善のメスティンはバリ取り済みで、すぐ使えるのでオススメです!

自動炊飯するなら固形燃料が必要ですが、固形燃料をそのまま置くと危険です。

必ずポケットストーブを用意しましょう!

固形燃料は主に卓上型、タブレット型、ジェル型、缶型の4種類あります。

各種類の固形燃料についてこちらの記事を参考にして下さい!

コンパクトで火力調整が出来るタブレット型がオススメです!

2合以上炊飯する場合は…

ソロキャンプを想定して1合としてますが、2合以上炊く場合は掛け算して下さい。

例えば2合の場合は…。

  • お米2合=1合×2
  • 水400[㎖]=200[㎖]×2
  • 固形燃料40[g]=20[g]×2

といった具合です。

一般的なメスティン炊飯の方法

一般的なメスティン炊飯の流れですが…。

①お米を研ぎ、メスティンにお米と水を入れる。

②固形燃料に火を付けて火が消えるのを待つ。

③火が消えたらタオルなどに包んでひっくり返して蒸す。

④完成。

となっています。

このままだと、②の間で吹きこぼれが発生して後片付けが大変です。

この吹きこぼれを軽減しつつ炊飯する方法を次から説明します。

吹きこぼれ防止のメスティン炊飯の方法

炊飯を実践してみましょう!

①メスティンにお米と水200[㎖]を入れる

レギュラーサイズのメスティンの場合は、三つの〇の真ん中に水面を持ってくるとピッタリ1合分の水量になります。

メスティン水の量

ちなみに、上2つの〇に水面を合わせると柔らかめに、下一つの〇の上あたりに水面を持って行くと固めに炊き上がります。

メスティン水量イメージ図

②固形燃料に火を付けて蓋を開けた状態で沸騰するのを待つ

ここからが吹きこぼれない工夫です。

沸騰したお米

ことわざに「始めちょろちょろ中ぱっぱ赤子泣くとも蓋取るな」というものがあります。

「蓋を一度も取ってはいけない」という意味に受け取られますが、実は蓋を取ってはいけないのは弱火で加熱してる間のことを指してるそうです。

お米から発生したデンプンが薄い膜を形成し、その薄い膜が沸騰で発生した泡に押し上げられ「吹きこぼれ」の原因になります。

つまり、この薄い膜を破壊してあげれば拭きこぼれは発生しません。

軽くお米をかき混ぜる

軽くかき混ぜたら、火が弱くなる前に蓋をしましょう!

③蓋を閉じて固形燃料の火が消えるのを待つ

ここからは蓋を開けてはいけません。

「赤子泣くとも蓋取るな」に当たる工程です。

メスティンの蓋を閉じて待つのみ

固形燃料が燃え尽きるまで待ちましょう!

④火が消えたら蒸らす

固形燃料の火が消えたら10分ほど蒸らします。

蒸らし中

蒸らさずとも食べれますが、炊き立てのご飯は水分量が多くベチャベチャします。

美味しく頂くために、水分を全体に行き渡らせる「蒸らし」が必要です。

⑤完成!

蒸らしが終わり蓋を開けると…。

炊き立てご飯の完成!

完成です!

途中で蓋を開けても問題なく炊けてますね。

このように固形燃料を使って炊飯すれば、簡単に炊き立てのご飯を頂くことが出来ます。

皆さんの参考になれば幸いです!